Windows版 Sublime Text 2 でインラインでの日本語入力を可能にする
なぜか Windows 版の Sublime Text 2 では、
日本語入力すると、画面左上に入力窓?が表示され、
確定すると反映されるという謎の動きをします。
(エディタ上でなぜか入力できない。。
これの解消方法を見つけたのでメモとして残しておきます。
インラインでの日本語入力を可能にする
手順は以下のとおり。
- [Ctrl] + [Shift] + [P] で Command Pallet を開く
- 「install」と入力し、「Package Control: Install Packages」を選択する
- プラグインのリストの中から、「IME Support」を検索する
- [Enter] を押下すると、選択したパッケージがインストールされる
無事にインラインで日本語入力できるようになりました。
めでたしめでたし。
参考
- IME Support のインストール手順
http://webkikaku.co.jp/staff/software/windows-sublime-text-2/
Sublime Text 2 に Package Control をインストールする
パッケージ(Sublime Text 2 の拡張機能)の導入を
簡単にしてくれる「Package Control」をインストール方法です。
- メニューの [View] > [Show Console] をクリックする
表示されたコンソールボックスの下の枠に、以下をコピー&ペーストする
import urllib2,os;pf='Package Control.sublime-package';ipp=sublime.installed_packages_path();os.makedirs(ipp) if not os.path.exists(ipp) else None;open(os.path.join(ipp,pf),'wb').write(urllib2.urlopen('http://sublime.wbond.net/'+pf.replace(' ','%20')).read())
- [Enter] を押下して、Sublime Text 2 を再起動する
- メニューの [Sublime Text 2] > [Preferences] を表示する
- サブメニュー内に [Package Control] があれば OK
参考
- Package Control のインストール手順
http://a.good.cx/sublime/
Sublime Text 2 で Markdown 記法を使う
今流行?の Markdown 記法を
Sublime Text 2 で使えるようにするための手順です。
パッケージの導入が簡単になる、
Package Control のインストール方法はこちら。
Markdown 関連のパッケージをインストールする
Sublime Text 2 で快適に Markdown を使うために、
全部で 3 つのパッケージをインストールします。
- OmniMarkupPreviewer
- Markdown をプレビューする
- Monokai Extended
- Markdown をシンタックスハイライトする
- Markdown Extended
- Markdown 内のコードをシンタックスハイライトする
手順は以下のとおり。
- [Command] + [Shift] + [P] で Command Pallet を開く
- Windows 版では [Ctrl] + [Shift] + [P] に読み替え
- 「install」と入力し、「Package Control: Install Packages」を選択する
- プラグインのリストの中から、前述の 3 つのパッケージをそれぞれ検索する
- [Enter] を押下すると、選択したパッケージがインストールされる
パッケージの設定
Markdown Extended を有効化します。
- 拡張子が md のファイルを作成し、Sublime Text 2 で開く
- メニューの [View] > [Syntax] > [Open all with current extension as...] > [Markdown Extended] を選択する
次にカラースキーマを Monokai Extended に変更します。
- メニューの [Sublime Text 2] > [Preferences] > [Color Schema] > [Monokai Extended] を表示する
- Windows 版では、メニューの [Preferences] > [Color Schema] > [Monokai Extended] に読み替え
- 「Monokai Extended Bright」または「Monokai Extended」のどちらかを選択する
OmuniMarkupPreviewer の機能
- ブラウザで(リアルタイム)プレビュー
- [Command] + [Option] + [O]
- Windows 版では [Ctrl] + [Alt] + [O] に読み替え
- [Command] + [Option] + [O]
- Markdown ファイルを html ファイルとしてエクスポート
- [Command] + [Option] + [X]
- Windows 版では [Ctrl] + [Alt] + [X] に読み替え
- [Command] + [Option] + [X]
- Markdown ファイルを html ファイルとしてコピーする
- [Command] + [Option] + [C]
- Windows 版では [Ctrl] + [Alt] + [C] に読み替え
- [Command] + [Option] + [C]
参考
- パッケージのインストール手順
http://webmem.hatenablog.com/entry/sublime-text-markdown
「Java ルールブック ~ 読みやすく効率的なコードの原則」を読んで
Java のコーディング規約的なものを扱っていて、
かつ、初心者でもとっつきやすい本はないか、ということで。
「Java ルールブック ~ 読みやすく効率的なコードの原則」という本を
読んでみました。
- 作者: 大谷晋平,米林正明,片山暁雄,横田健彦,電通国際情報サービス
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2011/02/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 4人 クリック: 163回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
全体的な印象
- 短い時間でさらっと読める
- (知ってる内容が結構あったのも大きいかもだけど)通勤 1 往復程度で読了
- ルールに対する違反例と修正例がサンプルコードとして載っていて分かりやすい
- 対比できるのがいい!
- 全体的に文字もじしすぎてなくて初心者でも手に取りやすい
- 特にサンプルコードの文字が大きめで説明に埋もれてしまわない
- 全体的に見やすい!
- 範囲が多岐に渡る(文法やクラス継承、マルチスレッドなど)
- 一通りやったことがある人向け?
細かいところとしては「いいね!」って素直に思える部分と
初版が 2011 年でちょっと古いせいもあるのか、
「モヤッと」疑心暗鬼な部分があったので、
とりあえず、メモしておきます。
( 「モヤッと」については実際のところどうなのか、細かく調査していきたい。。
いいね! なところ
- 符号の向きは左向き("<"、"<=")にする
- 意識してやったことはないですが、こういうルールは個人的に好きです
- java.lang パッケージはインポートしない
- 正直に言うと、これ知りませんでした。。
- なんで java.lang だけ特別なのか、気になりますが。
- 戻り値が配列や Collection の場合、null を返さない
- 意識が甘いときがあったかも、と不安になったので戒めとして。
- 文字列の連結には StringBuilde クラスを利用する
- これ、(確か)「パーフェクト Java」でも見た気が。。
- システム依存記号(\n、\r など)は使用しない
- 必要に迫られなかったとはいえ、目から鱗
- System.getProperty() 。。覚えておこう。
- 誤差なく計算したいときは、BigDecimal クラスを使う
- 金額計算とか使ってた理由が今さら分かった。。
- 補助文字を使用する場合は、String#length() と String#charAt() を使わない
- 必要に迫られなかったとはいえ、補助文字は扱ったことあるので覚書として。
- Cloneable#clone() を使わず、自前のコピーメソッドを利用する
- シャローコピーとディープコピーのお話
- キャスト処理は instanceof で囲む
- 囲むのを徹底して意識できてなかったと思う。。これも戒め
- 車輪の再発明をしない
- ルールじゃなくて、(コラム的な)MEMO から抜粋
- ロギングライブラリを使おう
- これも MEMO から抜粋
- つい標準入出力使っちゃうところがあるので戒め。。
- wait()、notify()、notifyAll() は syncronized ブロックの中で利用する
- 苦手なマルチスレッド。。自分への覚書です。
- wait() メソッドの後で前提条件を再確認する
- wait() する条件は if 文じゃなく、while 文にする
- 処理の待ち合わせにはポーリングループを利用せずに CountDownLatch などの既存の仕組みを利用する
- CountDownLatch を知らなかったので、備忘録として残しときます
- マルチスレッド環境下では ConcurrentHashMap や CopyOnWriteArrayList を使う
- これも使ったことが(おそらく)ないので、備忘録として残しときます
モヤッと、なところ
- インタフェース名と実装クラス名の対応関係を明確にする
- XXX インタフェースの実装クラスは XXXImpl にする、というやつ
- インタフェースと実装クラスが 1 対 1 じゃない場合はどうなの?と思ったので。。
- 条件分岐では、「!」を使わない
- わりと良く使ってました。。一般的にはどうなのか、ちょっと知りたい。
- Date、Calendar の代わりに long の利用を検討する
- もやっと、というよりは Java SE 8 とあわせて見直したい
- 時間の単位変換には TimeUnit を使う
- これも 1 つ上と同様に Java SE 8 とあわせて見直したい
- static インポートは利用するかどうかを統一する
- 過去に統一できてなかった思い出が。。
- もやっと、というよりはどちらが一般的なのか気になる。
- Java 2 以降のコレクションクラスを利用する
- Vector とか使ってないけど、なぜダメなのかを深堀したい
- wait() メソッドの後で前提条件を再確認する
- 「スプリアスウェイクアップ」をさらっと調べてみたけど、有用な情報が得られなかった。。